堺の歴史や⽂化などを全部まとめて案内します。

TEL:072-233-0531
受付時間:10:00~13:00
お問合せ

2026.3協会ニュース後半記事2

万代常閑(まんだい じょうかん)は、堺・和気郡・富山を結び、日本の医薬文化に影響を与えた医家の人物です。万代家の起源は、泉州・堺周辺にあったと伝えられています。中世の堺は、海外交易によって新しい知識や薬が集まる都市であり、医薬文化が育まれる土壌がありました。万代家の祖が薬の秘方を得たという話も、こうした堺の都市性を背景とした伝承として語り継がれています。
やがて万代家は、戦乱の時代を経て備前国和気郡、現在の岡山県へ移り住みます。ここで代々医業を営み、「常閑」の名を受け継ぐ医家として地域医療に尽くしました。和気郡は万代家が医師としての力を蓄え、家伝の薬を磨き上げた本拠地といえます。
江戸時代中期、十一代万代常閑は家伝薬「延寿反魂丹」を携えて越中富山藩と関わりました。この薬が藩主前田正甫に用いられ、その効能が評価されたことが、後に全国へ広がる富山売薬文化の思想的な源流の一つになったとされています。堺に始まり、和気郡で育まれ、富山を通じて全国へ――万代常閑の歩みは、地域を越えて人々の暮らしを支えた日本文化の姿を今に伝えています。

上神谷(にわだに)小学校は、明治41年(1908)4月成美尋常(せいびじんじょう)高等小学校として開設されました。今回、総合的学習の時間で6年生の児童が現地で地域の歴史や魅力をクイズ形式などで発表するところに参加しました。児童の活動を担任の金谷佳織先生よりご報告いただきます。(広報部 槇静一)

上神谷地域には、堺市で唯一の国宝である櫻井神社をはじめ、法道寺や感応寺など、豊かな歴史と文化をもつ場所が点在しています。山あいの静かな風景の中で、昔から人々の祈りや願いが息づき、暮らしと結びついた文化が今も大切に受け継がれています。
総合的な学習の時間では、「自分たちの住む地域のよさを伝えたい」という思いを出発点に、伝統文化を調べ、現地で学ぶ活動を重ねてきました。宮司さんや住職さんのお話から建物や行事の奥には、長い時間をかけて守り続けてきた人々の思いがあることに気づいていきました。
本番当日は、保護者の方やJ:COMとNPO法人堺観光ボランティア協会の方を前に、子どもたちは自分たちの言葉で地域の伝統文化を発表し、案内することができました。緊張しながらも、相手の反応を見て伝え方を工夫する姿が見られ、上神谷の魅力をしっかりと届けることができたと感じています。
地域の方と関わりながら学ぶ経験を通して、子どもたちは上神谷のよさを「伝える側」として受け継ぎました。ぜひ一度上神谷の魅力を体感しにお越しください。

テレビ朝日系列(ABCテレビ)の「私の幸福(しあわせ)時間」という番組で、当協会員の和田ゆかりさんが紹介されました。
この番組は全国の各地で活躍している人物にスポットを当てる番組で、その人が「最も幸せに感じている、宝物のようなひととき」を、映像を通して視聴者に紹介しています。わずか2分の番組ですが、撮影時間は7時間もかかりました。ご自宅での和田さんの様子や、仁徳天皇陵拝所や千利休屋敷跡での彼女の生き生きとした案内の模様が、本当によく撮れています。そして最後は「お客様が堺に来たことを後悔させないように案内をする」という、すばらしい言葉で締めくくってくれています。「私の幸福(しあわせ)時間」で検索すると番組のHPから視聴できますので、是非ともご覧ください。
https://www.tv-asahi.co.jp/shiawasejikan/backnumber/0202/index.html#fri