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上神谷(にわだに)小学校は、明治41年(1908)4月成美尋常(せいびじんじょう)高等小学校として開設されました。今回、総合的学習の時間で6年生の児童が現地で地域の歴史や魅力をクイズ形式などで発表するところに参加しました。児童の活動を担任の金谷佳織先生よりご報告いただきます。(槇静一)

上神谷PR大作戦!― 子どもたちが出会った地域の力 ―
上神谷地域には、堺市で唯一の国宝である櫻井神社をはじめ、法道寺や感応寺など、豊かな歴史と文化をもつ場所が点在しています。山あいの静かな風景の中で、昔から人々の祈りや願いが息づき、暮らしと結びついた文化が今も大切に受け継がれています。
総合的な学習の時間では、「自分たちの住む地域のよさを伝えたい」という思いを出発点に、伝統文化を調べ、現地で学ぶ活動を重ねてきました。宮司さんや住職さんのお話から建物や行事の奥には、長い時間をかけて守り続けてきた人々の思いがあることに気づいていきました。
本番当日は、保護者の方やJ:COMとNPO法人堺観光ボランティア協会の方を前に、子どもたちは自分たちの言葉で地域の伝統文化を発表し、案内することができました。緊張しながらも、相手の反応を見て伝え方を工夫する姿が見られ、上神谷の魅力をしっかりと届けることができたと感じています。
地域の方と関わりながら学ぶ経験を通して、子どもたちは上神谷のよさを「伝える側」として受け継ぎました。ぜひ一度上神谷の魅力を体感しにお越しください。

行間空き

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≪私の堺とっておき 19≫
越中富山「反魂丹」の祖 万代常閑 【西本 雅昭】
万代常閑(まんだい じょうかん)は、堺・和気郡・富山を結び、日本の医薬文化に影響を与えた医家の人物です。万代家の起源は、泉州・堺周辺にあったと伝えられています。中世の堺は、海外交易によって新しい知識や薬が集まる都市であり、医薬文化が育まれる土壌がありました。万代家の祖が薬の秘方を得たという話も、こうした堺の都市性を背景とした伝承として語り継がれています。
やがて万代家は、戦乱の時代を経て備前国和気郡、現在の岡山県へ移り住みます。ここで代々医業を営み、「常閑」の名を受け継ぐ医家として地域医療に尽くしました。和気郡は万代家が医師としての力を蓄え、家伝の薬を磨き上げた本拠地といえます。
江戸時代中期、十一代万代常閑は家伝薬「延寿反魂丹」を携えて越中富山藩と関わりました。この薬が藩主前田正甫に用いられ、その効能が評価されたことが、後に全国へ広がる富山売薬文化の思想的な源流の一つになったとされています。堺に始まり、和気郡で育まれ、富山を通じて全国へ――万代常閑の歩みは、地域を越えて人々の暮らしを支えた日本文化の姿を今に伝えています。

行間空き

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2025年度人権を含むマナー研修会 感想文    【村上 美知】
1月19日のマナー研修では、「多様性社会のコミュニケーション・スキル」について学びました。講師は堺市人権推進課の寺中様で、参加者は約40名でした。
冒頭では山田理事長より挨拶があり、2025年度のトピックスとして、聴覚障害を持つ西尾さんが手話ガイドとしてデビューされたことが紹介されました。最初のアイスブレイクでは、円座になり声を出さずに名前順に並ぶワークを行い、初めて会う方とも自然に打ち解けることができました。
研修では、会話の中で特に「社会的ノイズ」、つまり話がうまく伝わらなくなる原因が大きく影響することを学びました。相手の話を聞く際には、自分の思い込みや先入観に気づき、推測や第三者の情報に頼らず、丁寧に受け取る姿勢が大切だと感じました。グループワークを通して、自分の当たり前が相手には当たり前ではないことにも気づきました。
私たち観光ボランティアガイドは、初めて出会う方をご案内する機会が多く、限られた時間の中で安心感と信頼を持っていただくことが重要です。今回の学びを生かし、堺に来て良かったと思っていただけるガイドを心がけていきたいです。