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行基の故郷を巡る コース番号【D-1】
日本で初めて仏教界最高位「大僧正」となった行基は、人々の心と暮らしの救済に努める事が誠の仏の道と悟り、橋や池の建設、宿泊施設の提供、窮民の救済など様々な社会事業に取り組み、布教に努めました。行基が生まれた堺には、その足跡を留める家原寺などの寺社や、教えのシンボルとも言える瓦と土で築かれたピラミッドの様な「土塔」があります。
【距離・時間】 約6km・3時間
JR津久野駅➡家原寺➡華林寺➡蜂田神社➡野々宮神社➡土塔(大野寺)家原寺
華林寺
土塔
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大鳥大社から浜寺公園を巡る コース番号【D-2】
和泉国の一ノ宮で、白鳥となった日本尊命の御霊が最後に降り立ったという伝承の地、大鳥大社から、大正から昭和にかけて有数の海浜別荘地であった面影を残す浜寺の歴史的建造物などを巡り、最後に日本最古の公園の一つで、「名松100選」の松林が広がる浜寺公園をご案内します。
【距離・時間】約4km・約3時間
JR阪和線 鳳駅 ➡ 大鳥大社・大鳥美波比神社 ➡ 塔塚古墳 ➡ 大鳥北濱神社 ➡ 近江岸家住宅 ➡ 浜寺公園駅旧駅舎 ➡ 浜寺公園(惜松碑・与謝野晶子歌碑など) ※春秋には浜寺公園のばら庭園で約400種,6000株のばらをお楽しみください。大鳥大社
浜寺公園駅旧駅舎
浜寺公園
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神の降りた郷 上神谷の国宝と重要文化財を巡る 【D-3】
泉北の母なる川、石津川源流の鉢ヶ峯は、天照大神が鳳凰となって降り立ったとの伝説により「神郷(みわのさと)」と呼ばれ「上神谷(にわだに)」の地名の由来となっています。天竺渡来の法道仙人伝説が残る法道寺、感応寺、堺市唯一の国宝桜井神社など、多くの文化財が残る寺社があり、平家嫡流の上神氏が築城した古城跡も残る、魅力溢れる歴史伝説の地です。
鉢ヶ峯の清水に磨かれた上神谷米が稔る美しい棚田を眺めながら、神話と伝承の郷を歩きましょう。【距離・時間】 約4km・約3.5時間
南海泉北線 泉ヶ丘駅 ➡(バス移動)➡ 鉢ケ峯(国神社旧跡・法道寺)➡(棚田眺望)➡ 感応寺(上神谷妙見)➡ 桜井神社(桜井旧跡)➡(バス移動)➡南海泉北線泉ヶ丘駅 ※上神氏の古城(西山城址・東山城址・小谷殿古城跡など)を巡るオプションコースもあります。法道寺
長峰の美しい棚田
国宝 桜井神社
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幻の陶器の里を巡る コース番号【D-4】
百舌鳥古墳群と同じ時代、泉北の丘陵部にヤマト王権と渡来人によって造られ、日本書紀にも登場する「陶邑(すえむら)」は、陶器(すえき)という陶質土器を大量生産する最古にして最大のものづくりの場でした。須恵器窯や陶工たちの帰依した寺社が今も残る幻の陶器の里をご案内します。
【距離・時間】約5km・約3時間
南海泉北線 泉ヶ丘駅➡須恵器窯跡(復元)➡陶器藩お茶山眺望➡大須恵山高倉寺➡陶荒田神社➡(バス移動)➡南海泉北線 深井駅 ※陶工の古墳(御坊山古墳)、陶器城址といわれる北村古塁、陶器庄の豪農屋敷兒山家住宅などを巡るオプションコースもあります。須恵器窯跡(復元)
大須恵山高倉寺
陶荒田神社
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鋳物師発祥の地となった丹比を巡る コース番号【D-5】
古墳時代、日本最多の24領という夥しい鉄の甲冑が埋蔵された黒姫山古墳があり、平安時代から鎌倉時代には、全国の梵鐘のほとんどを造った鋳造技術者「鋳物師(いもじ)」の里として栄えた丹比(たじひ)。丹比氏ゆかりの神社、甲冑・梵鐘が展示された歴史博物館、鋳物師ゆかりの神社や、中国風の大伽藍と、ツツジの名所としても知られている黄檗宗の寺院法雲寺などを巡ります。
【距離・時間】 約4km・約3時間
南海バス 美原区役所前 ➡ 丹比神社 ➡ みはら歴史博物館 ➡ 黒姫山古墳➡ 鍋宮大明神旧跡 ➡ 広國神社 ➡ 法雲寺 ➡(バス移動)➡ 南海高野 線初芝駅丹比神社
みはら歴史博物館
法雲寺
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堺旧港と大浜公園 コース番号【D-6】
中世に海外貿易港として発展した堺港を築港・修理したのが堺旧港の原型です。旧堺燈台は日本最古の現地に残る洋式木造燈台として国の史跡となっています。風を感じ、歴史を感じる美しい港で時間を超えた旅をお楽しみいただきます。そして隣接の歴史ある大浜公園に足を延ばせば、更にすばらしい体験が皆様をお待ちしています。
【距離・時間】約2.5km・約2時間半
南海堺駅➡ 与謝野晶子像➡南蛮橋の異邦人➡天誅組上陸の地・堺事件発祥の地➡堺旧港➡龍女神像➡呂宋助左衛門の像➡旧堺燈台➡大浜公園(大浜相撲場、蘇鉄山など)➡神明神社➡南海堺駅堺旧港
大浜公園
旧堺燈台